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C級1組最終局 ~高齢棋士たちの死闘~

凄いです。もの凄いです。
課金してまで見る価値がある、ドラマチックな局面です。



阿部健治郎五段 ‐ 加藤一二三九段

24歳の若手棋士と73歳の年長棋士というだけでも「お」と思うところがあるのに、それが峠を越え千日手へ…
体力がある若手が有利、と見るのが普通ですが…

いい対局、期待してます。 

01:10 千日手指し直し局、開始

01:35 32手目まで。 横歩取り△8四飛車

02:10 43手目▲7七桂まで。

02:46 57手目▲8四歩まで。 形勢は先手が良いか?

02:55 62手目△7一銀まで。 ▲7二と と急所に利かされ、諦めの良い棋士なら投了しそうなところで、と金の位置を変える強手。 ただ形勢は依然先手良し。

03:05 66手目△8二香まで。 ▲8六飛と成り込みを狙う手に対し、香で防ぐ。ただ▲8三歩で損は免れないか。

03:07 68手目△7四桂まで。 ここにきて怪しげな勝負手!! ジリ貧かと思ったが一山あるかもしれない。

03:45 91手目▲6六飛まで。 終局。 先手の飛角香とが急所をにらみ持ち駒も十分で後手は金銀がカベ。結果、加藤九段は0‐10で今期順位戦を終えました。




近藤正和六段 ‐ 森けい二九段

なんと相入玉… 現時点で250手を越え、後は何処で持将棋になるか、点数が足りないと見て投了するか…
ちなみに森九段は66歳。 普通なら退職して年金もらってる年齢です。

01:30 ここにきて後手に王手馬取りの大技が掛かる。 しかし馬が無くても点数が26点あるので…持将棋か?

01:35 258手目△同銀まで、持将棋成立。

02:05 持将棋指し直し局、開始

02:48 41手目まで。 ▲向い・△三間の相振り飛車。囲いは相矢倉。

03:08 50手目△4二飛まで。 角の交換が入り、打ち込みを避けて飛を引いた。戦いはここからだッ!!

04:00 65手目▲6八飛まで。 先手が歩損したものの、互いに手厚く進め決め手がない。対局開始から休憩を含め18時間経過。 昨日、大会疲れとか書いたのが恥ずかしい… 今日は限界まで起きていよう…

04:40 92手目△3三桂まで。 休憩・中断を含めても11時間半経過。 後手の攻めを先手が受け切れるかが一先ず問題になっていそう。 

05:05 107手目▲2五歩まで。 ついに5時を越えた。持将棋局を含めると指し手は365手。 そして後手の攻めを入玉含みで切らそうとするこの粘り強さ。 名局賞の候補に挙がってもおかしくない。

05:19 121手目▲2五銀まで。 局面の焦点は先手が後手の攻め駒を殲滅するか、後手が攻めを繋げられるか。
これを名局と言わずに何というのでしょう?

05:30 142手目△2九角まで。 後手の攻めを受け止め損ね、入玉は現在絶望的。しかしひたすら粘る森九段。ここまできたら頭に金を乗せられるまで指し続けてほしい。

05:40 160手目△4八歩まで。 終局。 最後は分かりやすい詰みがあり粘りもここまで。森九段は残念ながら降級… 前日の10時から、20時間近い御勤め御疲れ様でした m(__)m




こうなればトコトン観戦あるのみです。
観戦後はまた一日抜け殻になるでしょうが、こんなドラマを見逃すつもりはありません。

フフフフフ… こんな将棋があるから順位戦は良いのだよ… 


現役二番目の年齢(多分)の加藤九段、三番目か四番目くらいの森九段。

結果はどちらも実りませんでしたが、どれだけ歳をとっても強くあれるところを見せていただきました。

残る順位戦は明日のB級1組、通称『鬼の住処』の戦いです。

また、見る者の体力まで削るような名局が生まれることを期待します。

~Quin~
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