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戦法基本メモ 【急戦矢倉・雁木】

今年度は大舞台でよく雁木を見た気がします。
ウチの部員には右四党や隠れ雁木ファンや位取り形ファンが居るので参考棋譜が増えて良かったなーと思います。

【参考棋譜 日時】
羽生‐中村 (2013/09/18 王座戦 5番勝負第二局)
永瀬‐三浦 (2013/12/24 棋王戦 挑戦者決定戦)
豊島‐羽生 (2014/02/08 朝日杯 準決勝)
…等

いずれも見ごたえのある熱戦でした。ちなみに全て後手の雁木です。

何でかなーと思い中継サイトの解説を読んでいたら『急戦矢倉』が出てきたので少し考えてみました。



【従来の雁木】(先手番が望ましい)
左図は △8六歩~ の歩交換後、▲4五歩と突っ掛けた局面。 雁木の基本の一つです。
雁木基本定跡
左図以下
▲4五歩  △同 歩  ▲3七桂  △6四歩  ▲4五桂  △4四銀  
▲4六銀  △6五歩  ▲3五歩  △同 歩  ▲3三歩  △2二玉  
▲3五銀  △同 銀  ▲5三桂成 △4七歩  ▲4三成桂  …右図

いやー、一回は決めてみたいカッコいい攻めですよね。
H本には右四のバリエーションとして並べてほしいですねw

序盤のポイントとしては振り飛車の出だし(▲7六歩~6六歩~6八銀~5六歩~6七銀 等)で
△4二玉 を誘導(△3二金~の囲いは横からの攻めに耐性が無いので)したのちに組み上げることだそうで。

雁木の短所としては… 金でしか守れていない8筋方面、攻めの失敗の反動がもろに来る玉の位置。
玉の位置は特に、特に致命傷になりやすいですが、そこは出来の悪い子ほどかわいいと言うことで…



【急戦矢倉】(後手番の戦法)
これに関しては知識も経験も無いので図面だけ上げておきます。
急戦矢倉基本図
左が『矢倉中飛車』と言われる急戦形、右が『阿久津流急戦』。
阿久津流急戦は羽生の永世七冠を阻んだ戦法でもあります。
角が7三に引き△3三銀から持久戦にシフトできる柔軟性があります… これくらいしか知りませんorz



で、最近の形。
阿久津流急戦の形に▲5七銀と備えています。
中央に備えたとか、▲7七銀を省略すれば△7三角に▲6五歩があり、牽制の意味もありそうですね。
急戦矢倉からの雁木

しかし中央に銀が出れば雁木の弱点である2筋への攻めも飛先の歩交換→角交換も無くなります。
3~5筋は十分手厚く、囲いの完成も矢倉より速いので採用率が上がった…と言うことでしょうか?
この後は△5一角~△7三角or8四角~△6二飛 と攻めの態勢を整えます。


…解説細かく確認したら大まかに合ってそうですねb
趣味で調べてしまったため級位者向けじゃない気もしますが…



まぁ何はともあれ、阿久津急戦のおかげで、平成ではあまり見かけない雁木が有力な変化に浮上してきたのは嬉しい限りです。
順位戦も各組ラストですが、そこでもひょっとしたら… 楽しみですねぇ。


そして菅井五段、ラストに金星を飾れるでしょうか? 
頑張れなんて軽々しく言えませんが、順位を上げて来期もカッコいい捌き、見せてほしいと思います。

~Quin~
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